木下惠介監督

木下惠介監督

非情のテクニックと題して、一作ごとにソノスタイルを変えていた。女性を描くのがピカイチと言われたらしい。とここまで紹介されたら、木下監督に興味関心をもってしまいます。

書いたシナリオは俳優さんから評判がよかったらしい。セリフを口に出した時、非常にしゃべりやすく流れるように自然で覚えやすかったと。なぜか?監督は、シナリオを口頭で書いているからなのだという。口を動かし作っているから、自然体に近づくのは当たり前という事でしょうか。助監督がその話す言葉をひろい続けるスタイルだったそう。名シナリオライター山田太一さんもこれで鍛えられたらしいからすごいです。

「二十四の瞳」「喜びも悲しみも幾年月」なんかが代表作。これ以前の代表作に、決してきれいごとではすませぬ、クールでドライなリアリストの目を持っていたという。

 

この以前の巨匠の代表作をみてみたくなりますね。

 

巨匠といえば、私の日本画の師、八谷真弓先生の日本画展が、熊本市の、鶴屋百貨店(東館7階鶴屋ホール)にて開催されます。6月14日(金)~17日(月)までと短期ですが、ー燦めくーと題した32点が出品されます。なかなか見れない若き日本画の巨匠の絵画、近郊の方々是非ご覧になられて下さい。

 

 

 

 

 


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