古代ケルトの森22　5月1日〜5月14日、12月2日〜12月11日生まれ　サンザシ

サンザシ

運命の絆を結ぶ樹木
バラ科・落葉高木

シンボル：愛の結び人
樹木神託：一つ縁を結べば、天から一つ幸運が降ってくる
魂の性質：華やぎ、浄化と純粋、理知的な精神

サンザシの女神は、告げる。結ばれるべき相手が、あなたのもとに訪れていることを。気づかないままにすれ違ってしまわないように、運命の出会いを知らせるために、サンザシは存在している。樹齢は約三百年。サンザシは男と女との縁を結ぶ樹木。また、泉や井戸、水が湧き出る土地の守護ツリーでもあり古代ケルトの人々は、サンザシに白い布を結んだり、贈り物を供えたりして幸せなご縁を運んでくれるように願いをかけていたという。

五弁の花びらと、赤い実の真ん中に刻まれた五角形の星型（五芒星、ペンタグラム）で形成されるサンザシ。「五」は大自然の神秘を表す数字であり、五芒星は魔除けと霊感の形。サンザシは魔法の樹木、縁結びの樹木、子宝の樹木となった。

話の舞台は英国グラストンベリ、時も遥かかなた。イエス・キリストの弟子、ヨセフが地面にサンザシの杖を突き立てると、大きな樹木に成長し、どんなに天気が悪くても、クリスマスイブには毎年花を咲かせたと伝えられる。茎や枝にはバラ科特有の棘があり、古代ケルトの人々は、サンザシを「純白の茨」「聖なる茨」と呼んだ。その長くしなっている枝の下をくぐりぬけると、病気や邪気が棘に引っかかり、体からするりとはがすことができると信じられ、厄除けのおまじないにも使った。

棘は、偽善や嘘に見舞われたとき、真実に立ち向かう力を与えてくれる。「あなたが出会う人はみな、魂でつながっている」と女神はいう。愛する事、関係破綻、決別、すれ違いの逢瀬も、すべて、魂が成長するための試練。そこにいつも、棘の魔力があなたを救う。女神の棘は、神経過敏になった心を鎮静し、穏やかな光を与えてくれる。

サンザシの樹木の力を得るためには、あなた自身が縁結びの精霊になること。ひとつご縁を結べばあなたのもとにもひとつ幸運が訪れる。シンボルカラーは、ホワイト、濃いピンク、赤い実からのルビーレッド。東洋では「山査子≪サンザシ≫」との生薬名で、薬酒、お菓子の材料などにも使われる。

守護石はラピスラズリ。群青色に金色の黄鉄鉱がちりばめられた、星空のような石。世界各地の古代文明で、「聖なる石」と呼ばれた魔力を秘めた瑠璃（るり）。眼病に効くとされ、真実を見抜き、正しい選択眼を養ってくれる。新しい出会いのたびに、あなたの潜在能力を高め、理想の幸福へと導く。

ホームセンターに行くとついつい、植物のコーナーが気になったりします今日この頃。

７月１７日～１８日福岡北九州で開催される、小倉ハンドメイドマルシェに出店します。（西日本総合展示場）https://kkr.handmade-marche.jp/

店舗名はWOODPEN GARAGEとしています。

初めての大規模ハンドメイドイベント出店で手探り状態で準備に追われています。

今回は
お茶の木のグラデーション木製ボールペン
紫式部
北九州をイメージした「四大工業地帯」
ブライダルペン

など核となる商品を準備しています。ほか、木製リング、ウッドネックレス（いずれもハンドメイド）などです。さあさあ、どうなりますかね。

このあたりの顛末記はイベント終了後に落ち着いてから報告します。

出典：「古代ケルト　聖なる樹の教え」杉原梨江子氏著（実業之日本社刊）より

写真：Wikipedia:ウィキペディアより