今日の話題はチューリップ、木製指輪完成、つやが美しい
今日の話題はチューリップ,木製指輪完成、つやが美しい
激しい愛を告げる、幸運のゆりかご
シンボル:愛の宣言、情熱的な恋、幸福。
かつてチューリップは幼い妖精だったという。親から色彩を愛する才能を引き継いでいた。ある時妖精は、秋の神に見初められ追いかけまわされていた。その手にかかろうとする瞬間、女神に祈ると妖精は1本のまだらのチューリップに変わった。花に姿が変わっても、色彩への愛は変わらず、まだらでも美しかった。妖精の魂が今なお宿っているから、春の陽光に似合う色を次々と生み出せると伝えられる。「古代ローマの伝説」
昔一人の女性が、庭で花の中で眠る妖精の赤ちゃんを見つけた。翌朝にはすべての妖精の赤ちゃんにいきわたるようにもっとたくさんのチューリップを植えた。全ての子にゆりかごを作ってあげたかったから。そして毎夜、眠る赤ちゃんを見守った。妖精たちは最初は警戒したが、その善意がわかるとお返しにチューリップに素晴らしい香りと色彩とを与えた。そして彼女とその家にも祝福を与えたため、末永く幸運に恵まれた。
しかしこの女性が死ぬと冷酷な男が住みはじめ、チューリップをすべて抜いてしまい、妖精の怒りを買ってたちまち没落した。この伝説から、チューリップを上手に咲かせる庭を持つ家は、幸運を呼ぶと伝えられる。「イギリスの伝説」
心温まるエピソードから離れて、歴史の中に息づくチューリップの史実。
1634年~1637年オランダで球根が投機の対象となり、「チューリップ狂時代」と呼ばれるほど大流行。珍しい球根1個がビール工場と取引されるほど。
ここの部分だけとらえると、「歴史は繰り返す」をやはり想起させます。今に通じるものがあります。こうして思えば、人間変わらないですね。
漆をからめた木製リングがいくつか完成しました。アンティーク調のものを目指しました。
つやが半端ないんです。(写真が稚拙で申し訳ないです。)鏡面仕上げという言葉がありますが、最初にやわらかい布で吹き上げただけでおそろしいほどのつやでした。WAXを何層に塗り重ねてもこの艶だしは無理かと思います。西欧では「漆」をまねて同一レベルの塗料製作を試みてもできなかったといいます。ヨーロッパ諸国の富裕層があこがれたという気持ち本当によくわかります。
漆(うるし)のつやは半端なく、驚きます。このコーティングは確かに世界に誇れるJAPANだと思います。新しいタイプの漆が開発され、それを活用しての商品開発を当方は企図しています。ですので、従来からある漆黒の漆とは少し違うイメージです。とは言え悩みどころ、漆に対してのかぶれは気になるところです。乾燥させきる期間を十分にとって、安全性にベストを尽くし世に出して行こうとこう思いました。漆塗りのお椀や、お皿と同じように十分に楽しんでいただけるようにと。ですので当方が世に出すのは秋口あたりですね、それまでひたすら作製し続けストックを増やし、クオリティも上げていきます。少なくともアクセサリーについては、十分に期間をとって万全の気持ちで6か月は寝かせるつもりです。
縄文時代から続く、JAPANの漆文化。知れば知るほど奥深く、計り知れない魅力の世界です。「かぶれ」との戦いはあるものの、乾燥肌敏感肌の小生も何とか克服しながら前進できています。新しく開発されている漆の活用を試み、新ワールドの領域にいざなえたらと思います。全力で走りぬきますので、今後の展開をぜひご期待ください。
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