古代ケルトの森20 4月11日〜4月20日、10月14日〜10月23日生まれ カエデ
古代ケルトの森20 4月11日〜4月20日、10月14日〜10月23日生まれ カエデ
魔法の色をもつ樹木
カエデ科・落葉高木
シンボル:運命の知らせ
樹木の神託:すべてが意味をもって神託を告げる
魂の性質:陽気、独創的、皮肉屋
「すべての存在が意味を持っている。」カエデの精霊が伝えたいのは、このことただ一つ。樹齢約八百年。葉は手のひらに似た形をしており、風がふけば、拍手喝さいしてるかのよう。カエデの葉が次次と色を変えるように、人の心も移り易いことを知っている。ある一つの時間が過ぎ、ゆっくりと次の時間が始まる流れを、私たちはほとんど知覚することができない。しかし、カエデは教えてくれる。
「バード」と呼ばれるケルトの吟遊詩人。一枚の葉が落ちていく様子や葉の色の微妙な違いから、カエデの言葉を受け取った。また、深い瞑想に入り大自然からの啓示を受ける才能をもっていた。そうして、あらゆるものからインスピレーションを得て、前兆を導きだしていた。
カエデは心の慰めの樹木でもあった。木材はバイオリンやリコーダーなどの楽器となり、樹液からとれるメイプルシロップは美味しい料理に、紅葉の姿は詩や絵画となって人々を癒した。薬木としての歴史も長い。心地よい木陰をつくるので、ヨーロッパでは、慎み深さや、穏やかな夫婦愛の樹木ともいわれている。
カエデとともに生きる時、あなたをめぐるすべてのものが、意味を持ってささやくようになるだろう。あなたは吟遊詩人バードのように。一枚の葉が、何の理由もなく赤く染まることはなく、樹木が枯れることもない。すべての物事には理由があることをカエデは知っている。
聞きそびれてはいけない。自分のまわりにあるどれが真実の核心なのかを問うのだ。すべての出会いと出来事とは、大宇宙の意思があなたに何かを知らせるために訪れるもの。もし答えが導き出せないなら、あなたが間違った質問を投げかけたから。何を問えばよいのかも分からないとき、翻弄され、他者に答えをゆだねれば、自分を見失う。あなた自身の意思が、尊重される。
答えはつねに、自分の中にある。
大自然がみせてくれるすべての風景があなたを正しい道に導くことだろう。旅立ちの時、もう迷うことはない。
カエデの力を得るためには、できるだけ樹木に触れていること。色彩の変化でみせるカエデは、私たちの時間も確実に変化していく事を教えてくれる。カエデの春夏秋冬、色を変えるその色彩を、五感で感じることで、「運命を知らせる」という使命をもったカエデの予言力を手に入れることができる。シンボルカラーは、卵色、オレンジ、朱、深緋色、黄緑色。守護石はルビー。情熱と激しさ、明るさをもたらし、弱さに打ち克つ賢者の石である。
意思をもって人生が運ばれていくように、あなが運命の知らせを無事に受け取れることをカエデは祈っている。
カエデ確かに、パワーあります。紅葉で楽しませてくれたり、メイプル○○などたくさん。右へ行くべきか、左へ行くべきか?自分の心の中にあるもの、それが答え。意外に私たちは、大いなる自然に抱かれ、見守られているかもしれません。季節のカエデを見れば、勇気もらえましょうか。
出典:「古代ケルト 聖なる樹の教え」杉原梨江子氏著(実業之日本社刊)より
写真:Wikipedia:ウィキペディアより
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