古代ケルトの森17 3月11日〜3月20日、9月13日〜9月22日生まれ ボダイジュ
古代ケルトの森17 3月11日〜3月20日、9月13日〜9月22日生まれ ボダイジュ
ボダイジュ
瞑想する宇宙樹
シナノキ科・落葉高木
シンボル:魂の治癒
樹木の神託:傷ついた魂は、ボダイジュの下で生まれ変わる
魂の性質:慈悲と許容、思いやり、疑念
ボダイジュは風の音を聴き、人が根元に座って呼吸してるその音を聴いている。ボダイジュの下に座り、目を閉じ、気を大地へと静かに下ろしていく。そうして深い瞑想に入るとあなたの魂は樹木と溶け合う。過去を遡り、未来を旅し現在が無となる。ボダイジュの女神は、瞑想術を教えてくれる。
ケルトのボダイジュは中国原産のシナノキ科で、日本の寺社などで見かけるものと同じ種類。樹齢約八百年。可愛いハート形の葉が特徴的で、種をくるんだ包葉という独特の葉との二種類を枝につける。
釈迦が悟りを開いたのは、クワ科のインドボダイジュでイチジクやガジュマルの仲間。科目は違うものの、瞑想の樹木として親しまれている。
古代ケルトでは、共同体や家族の幸運と健康とを祈ってくれる樹木であった。生まれてからあどけない幼少時代、成長恋をし、大人になってもずっと心の支えとなっていった。かけがえのない思い出、優しさや懐かしさのシンボルであった。
ボダイジュは慈悲の生命エネルギー。慎み深く、穏やかな精神を持ち甘美な時間を与えてくれる。魂が傷ついた時は、ボダイジュの樹木と溶け合えばいい。ボダイジュは歴史すべてから愛情と喜びと温もりとを感じる記憶だけを浮上させるように導く。さすれば、あなたはおのずと、魂の純粋さを思い出すことができる。その瞬間から、傷は癒され輝きに満ちたあなたに戻っていける。
ボダイジュはいつの時代も、魂を治癒する樹木。古代ケルトの女性は、恋におぼれすぎることを防ぐために、ボダイジュの花でポプリをつくったという。ボダイジュの枝を曲げてつくった指輪は、病気から守ってくれるとされていた。ギシシャ神話の中のエピソードはボダイジュの薬効に関するものがあり、「奇跡を起こす力を備えた樹木」と呼ばれるようになったという。神秘は果てしなく、雷が避けて通る樹木としても信頼され、また夫婦愛のシンボルでもある。
ボダイジュのエネルギーを得るには、白い花の力を手に入れること。リンデンなどお勧めである。シンボルカラーは白い花のホワイト、甘い香りが漂うようなクリーム色、瞑想に心地よい新緑の若葉色、透明感のあるグリーン。守護石は、「翡翠(ヒスイ)」、西洋、東洋ともに「治癒する石」と呼ばれる。
本日気になったところの表現は、古代ケルトの女性が「恋におぼれすぎることを防ぐ」・・・という箇所。いつの時代も、情熱的だ。ボダイジュとくれば、お釈迦様くらいの連想しかできなかったですけど、時にボダイジュ見つけて根元に座りこんで、呼吸を合わせてみたいものですね。「おぼれすぎないよう・・・」
出典:「古代ケルト 聖なる樹の教え」杉原梨江子氏著(実業之日本社刊)より
写真:Wikipedia:ウィキペディアより
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