古代ケルトの森7 9月23日生まれ オリーブ
古代ケルトの森7 9月23日生まれ オリ
光の精霊が宿る樹木
モクセイ科・常緑高木
9月23日生まれ
シンボル:平和と再生
樹木の神託:幸福は、平穏な心を保つ人のところに訪れる
魂の性質:穏やかな微笑み、自然と調和、賢明
オリーブは平和と再生のシンボル。「幸せになるためには、平穏な心を保たなければならない」という。毎年同じように結実の神秘を繰り返すオリーブのように、「真実の幸福とは、いつでも平和を保っている人のもとへとやってくる」。
古代ケルトだけでなく、ヘブライでは天と地とをつなぐ、不動の宇宙樹。オリーブの葉の一枚一枚に天からの聖なる言葉が書かれていると信じられていた。ノアの箱舟伝説では、大洪水の後、海に放った鳩がオリーブの葉をくちばしにくわえて持ち帰ったことから、大地の存在を知り、再生のシンボルとなっていった。女神アテネの植えたオリーブは海神ポセイドンより勝る人々の役に立つ贈り物とされた、というようにどの国にあっても常に神聖な平和の樹木だった。
オリーブの精霊のもとに生まれた人は、心優しく平和を愛し、いつでも明るい笑顔で生き生きとしている。他人に強烈な印象を与えるタイプではないが、どこか人の心をとらえる魅力がある。理知的で、冷静に物事を受けとめ調和がとれている。
そして魂の本質は、堅固。
秋分の日に生まれたオリーブ精は理想を大きな果実に変える事ができる人。守護石は古来太陽が宿る石と呼ばれたペリドット。その淡い黄緑色はオリーブの実の色のよう。
南フランス、カーニュ・シュル・メールにあるルノアール美術館の庭にたつ樹齢500年のオリーブがあるらしい。晩年リュウマチで絵筆が持てなくなったルノアールが、丘の上に立つ一本のオリーブを一目で気に入って、ここに移り住んだと伝えられている。痛む手に紐でぐるぐる巻きにしてしばりつけ、死ぬまで絵を描き続けた。二階には、オリーブの絵だけが飾られた小さな部屋があり、窓から庭をのぞくと、ちょうど絵と同じ風景が広がっている。ルノアールが見続けたオリーブがあると。
南仏という言葉だけでも、イメージがふつふつとわいてきますが、訪れてみたくなりますね。樹木を通じて学びが多くあります。
出典:「古代ケルト 聖なる樹の教え」杉原梨江子氏著(実業之日本社刊)より
写真:Wikipedia:ウィキペディアより
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