素敵な真珠のお話をしていこう2!
素敵な真珠のお話をしていこう2!
時は昭和32年、グラムメートル法を日本が完全履行採用。同時にアラビア数字の準用も行われた。
このタイミングでつくられた硬貨があるんです。1円玉。
アルミニウムで1g、直径2cm、表側にはアラビア数字の1のロゴ。この世界基準に合わせるべくつくられたと。
この頃、真珠は活況を呈しアメリカに61%も輸出されていたそうです。
そのサイズは、4.5mmから5.0mm
この真珠が、日本初の世界基準になった重さの単位
「匁」・・・「もんめ」
1匁は、3.75g
とは言え「もんめ」、日常的に余り使わないですよね。ちなみに「カラット」。これって語源はエジプト語、けしの種の重さをはかる単位、として生まれ今や、ダイヤモンド0.2gの重さの単位です。
そう真珠の重さが世界基準に採用されたんです。
この時に硬貨5円玉を改良、新たな5円玉を作ろうとなりました。。
3.75gの重さです。
真ん中に直径5mm(先に紹介した真珠の直径と同じ)に真珠を型どった穴をあけその周りをギザギザ刻んで、産業の振興を表現し、稲穂が上段、水平線が下段に表現され、農業も水産業も繁栄して欲しいと願いが込められているそう。
そして、「五円」と、唯一日本語だけで書かれていますね。
ある意味、重さの単位を世界基準にして国威を知らしめる契機にもなった真珠、そして立ち上がった日本の高度成長期、五円玉にはそんなエピソードがあり、思いの込められた硬貨なのですね。ご縁がありますようにとの願いを受け形を変えて使用されるのも不思議な硬貨、世界に誇れる五円玉硬貨であり、真珠がきっかけであったなんてね。
財布を開けてみたら1円玉と五円玉のオンパレード。
嘆く
一円玉は1g
五円玉は一匁(3.75g)
私は今何グラム持っているんだろう?。計算したりして、そうすると嘆きよりも希望が現れる。多くの応援を受けているようでね。何となく可愛げで、頑張って働いてる小銭さん達に敬意を表したくなります。
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