経営の側面からー美意識を鍛える？ピンクダイヤの行方

2018年ビジネス書大賞の準大賞を受賞した作品「世界のエリートはなぜ、『美意識を』鍛えるのか？」という著書(光文社新書、山口周著)があります。グロバール企業のエリート幹部の人たちが、近年こぞって美意識を磨く為に、そういう研修プログラムに送り込まれたり、自ら美術館主催のギャラリートークに参加するなど学ぶ姿があると。なぜ今、美意識を鍛えるという事が起きているかに、迫っています。

なぜ、世界のエリートは学ぶのか

1.論理的・理性的な情報処理スキルの限界が露呈しつつある

2.世界中の市場が「自己実現的消費増」へと向かいつつある

3.システムの変化にルールの制定が追い付かない状況が発生している

以上の3点を答えとし掲げています。

1.については、多くの人たちが、論理的思考、分析スキルを学んだが為、正解が一つの方向に行き結果として差別化が図れない。論理や分析となると、科学的ルールの道標に従い解へ辿り着く。それを、皆が学び普遍的なものとなる。そうすると答は皆一緒で、似たようなものしか出来上がらず、面白くなくなる。もう一つは、「不安定」、「不確実」、「複雑」、「曖昧」という4つの単語がキーとなるこの世の中に、論理性や理性の導入はそぐわない、としています。

だから、直覚的に捉える感性、「真・善・美」が感じられる打ち手を内省的に創出する構想力、創造力が求められる。というもの。

2.については、「全世界的規模での経済成長」が進展しつつある今、世界は、巨大な「自己実現欲求の」市場になりつつあって、このような市場で戦うには、人の承認欲求や、自己実現欲求を刺激するような感性や美意識が重要となる、という。感性マーケティングを唱えた方のは、確かに息づいていますね。

3.変化にルール整備が追い付かない。となると、拠り所とするものは、明文化されてる法律や規則だけではなく、内在的に「真・善・美」を判断する為の「美意識」が求められる。という。これは、いまや「コンプライアンス」の名において、道徳的観点から物事を判断するという事の醸成にその断片をみることもできそうです。

即効性のあるものでもない。日頃から少し意識していくと、いろんな見え方がしてくるかも知れません。幸い日本は、歴史的にも美意識を大切にしてきた民族性があるとそう思います。あなたの眠っている感性を最大限に発揮する時代、美意識という眼で持って、街中を見てみると多くの新たな気付きがある気もします。

せっかくなので、本ページで美しきもの、知識を増やして下さいね。良かったら。

早速、ですが、4月の誕生石はダイヤモンド。知らない人はいないでしょう。で、注目のニュース

天然のピンクダイヤモンドが採掘できる場所は世界でもオーストラリアの「アーガイル鉱山」のみと言われています。しかし年々、ピンクダイヤの産出量が減少。探しても探してもピンクダイヤモンドが採れず、作業の効率の悪さから、

「アーガイル鉱山」は2020年に閉鎖されピンクダイヤ採掘作業も終了することが決定しました。

となると、天然のピンクダイヤは、現在流通のものだけ。
希少となると、
価値は更に高まります。

あなたも、愛する女性へのプレゼントにいかがでしょうか？

価格は？

30、000、000円

お後がよろしいようで……(怖!)