漆指輪ブルーRINGとネモフィラの花

漆指輪ブルーRINGとネモフィラの花

世界の「漆黒」ジャパンならぬ、「漆青」を追求、多彩なブルーのリングを目指し、漆技法や染色技法を応用してグラデーションリングが完成まじか。先にご紹介。せっかくなので、青い花を探していたら、ネモフィラという花に出会いました。花の話題は「花のシンボル事典」(杉原梨江子さん著:説話社)からの引用です。

 

ネモフィラ、和名は瑠璃唐草と書きます。英名はbaby-blue-eyes(赤ちゃんの青い目)とついてます。格好いいです。シンボルは純粋、一途な恋、永遠とあり裏シンボルは忍耐強さだと。

 

一夜で未亡人となった女性の魂の花

 

 

青年は恋にかけていた。「この恋が実るなら、わが命を捧げてもいい!あの美しい娘と添い遂げられますように」と神々に祈った。神々はその熱意にこたえ、二人を結婚させたが、もう一つの願い(わが命を捧げる)もかなえた。青年の命を奪ってしまうのである。結ばれたのも束の間、花嫁は愛する夫を失い、泣きながら冥府まで探しにでかけた。しかし、命ある身では黄泉(よみ)の国へ入ることは許されず、再び会うことはできなかった。冷たい扉の前、青白い頬にほろほろと涙が流れるままに青年を呼び続け、ついに倒れ伏した。憐れに思った神々は、彼女を一輪の花に変えてやった。青い花びらは彼女の青ざめた顔いろそのものだった。

 

という誕生伝説のある花。

 

 

花を見るとき、一つでも神話や伝説、その他諸々の逸話などを知っていると奥深い花との対話が得られそう。開花は4月~5月とあるのでこれからですね。と結構衝撃的な花でした。次も衝撃的であってほしいと願って紹介です。

 

 

当方の漆指輪。

 

 

これから研磨、寝かせる期間も必要ですのでもう少し先送り。途中の作品も垣間見えますが、お楽しみください。世界の「漆青」多彩なブルーリング目指していきます。

ブルーRINGは螺鈿の技法で貝をとりこみ光らせ、漆仕上げ、一番下は漆をかけブルーコーティング、真ん中はRED基調で3種3様のリングが出来上がりつつあります。

グリーンを基調としたグラデーションRINGに螺鈿技法で貝を埋め込み、漆でコーティング、見事ブルーの光を放ってくれました。

 

ぐちゃぐちゃな製作過程。何が何だかわかりませんね。確かにひどいですけど、洋金箔特上品を張り付けて、乾燥工程一日目の様子です。うまくいきますか、RING片側に貼りつけています。乾燥してから反対側の金箔を貼ります。お楽しみに。

 

 

 

 

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