クロコダイルの違いを知りたい-遠い存在ではない

クロコダイルの違いを知りたい-遠い存在ではない

はてクロコダイルと言えば、ワニ(鰐)です。商品として利用されているのは、養殖されたワニが使われています。東南アジア、アフリカ、オーストラリアなど一定の地域で養殖されています。「皮革の宝石」とも「皮革の王様」とも言われたりしますね。

 

このワニ君達は、ワシントン条約という、(自然のかけがえのない一部をなす野生動植物の一定の種が過度に国際取引に利用されることのないようこれらの種を保護することを目的とした条約)もので世界的に保護され、日本でも貿易をするにせよ、厳しい承認手続きを経た上でしか取引はできません。取引ごとに経済産業省からのお墨付きを得て商業行為に入れるのです。

このクロコダイル、ワニ君達は、製品化なるまで数年間にわたり、人手を介して大切に育てられます。

ず~と大人しく綺麗な外見でいてくれればイイですけどね、一緒に暮らしていれば、ケンカもしたり、ふざけたりすると、大切な皮の部分が傷になったり、みてくれが悪くなったりもします。

こうなると、いざ革商品化なった時に、品質差というものに反映されて来るんです。その品質を高く維持せんが為に、一人部屋に移される事も当然ありです。

A+, A, B+, B, C+, Cなどにランクされ取引の目安にもなるらしいです。

さて、ワニ君達は、ランクわけされながら姿を変え世界各地に活躍の舞台を移していきます。

とは言っても体の皮を、柔らかくして人が使用するように加工、革とする人が現れてきます。そういうひとをタンナーと呼び、ワニのタンナー(会社)は世界でも20社程、日本ではその3割程度あるようです。さすが、ジャパンですね。

ここまでお話すると、とても手がかかりコストもかかり、商品として値段に反映されるのも、なるほどという感じもします。ゴージャスな質感、手にする事で得られるステータス、スター性、メリハリの効くコーディーネートも安心、縁起ものとしてゲン担ぎとしての効用その機能は人それぞれに応じて反応してくれる優しさがあります。ワニ君達形を変えながらも、あなたを守ろうとすることこそ、生き様だーと言っているような気がします。だからこそ価値の高いものとなるのでしょう、そんな気がします。

 

クロコダイルの皮から何枚も切り刻んで、製品を幾つかつくるよりも一枚をフルに使用して一つの商品に製品化するものが、当然高くなります。お腹の部分が人気が高く、模様も小さく、左右が対称となっているものが、貴重とされます。

一般に安い商品には、外側にクロコダイルが使用され中の部分には、ナイロンでぺらぺらというのも、普通にあるようです。せっかくならオールクロコダイルでなくとも、中は牛本革とかであればカッコイイですよね。

 

クロコダイルは、キラキラ輝いているようなイメージがありますが、加工の一種によるもの。それは、シャイニング加工というもの。メノウ石でみがきあげ艶感を出しているそう。重厚で落ち着いた感じが好みであれば、マット加工がよさげ。

 

エルメスのバーキンはご存じでしょうか?そう世界最高値で取引されているといわれるバッグです。

 

その使われている素材がワニ革なんです。特に、この「ヒマラヤ」加工が圧巻。雪解けのヒマラヤ山脈を彷彿させることから名付けられた染色工法です。白から褐色へ流れるようなグラデーションが、個体ごとにしかないのも大きな特徴ですが、白へ脱色したりその高度な技術の高さ、誰しもできない事から付加価値を増すことになります。

 

ジュエリーでもそうですが、人為のパワーは商品の付加価値形成には欠く事が出来ないものです。セレブの象徴とされるヒマラヤ手にしてみたいですね。ブランドのヒマラヤとなると、厳しいかもしれませんが、ブランドにこだわらなければ、良質で立派なものそれなりのお値段で取得可能です。

水には、弱いらしいので、濡れた後のお手入れ、拭き取りからぶきは面倒くさがらずにね。

 

 

「あなたの憧れリゾート地」に導く、クロコダイル知識、少し身近に感じられたでしょうか?

 

 

 

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